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モクシャチャイオーナー インド アッサム茶園 訪問の旅 2024

2024/06/26

紅茶の聖地 アッサムへ訪問

紅茶愛好家にとって、インドのアッサムは聖地のような存在の場所です。そのため、モクシャチャイのオーナーとして、これらの地域の茶園を訪れることは、ただの旅行ではなく、情熱の追求でした。今回は、アッサムのジャットバリ紅茶農園(Jutlibari Tea Estate)を訪問してきました。このブログでは訪問の報告とそれに合わせてどんな工程でモクシャチャイの茶葉が収穫されているかの一部も現地で撮影してきた写真を交えながら報告したいと思っています。

まずはデリーの空港から最寄りのディブルガル空港へ

デリー空港から約3時間のフライトでアッサムのディブルガル空港へ。距離にするとデリーからは2400km、飛行機で約2時間半の移動です。

デリーからの飛行機はIndiGo航空

IndiGo エアーラインはインド国内線の約60%のシェアを占めるIndiGoAir。 IndiGoはLCCなので機内食や事前座席指定などは有料。

ディブルガル空港到着

ディブルガル空港

アッサムの民族ショールのガムーサGamusa(Gamocha)でお出迎え

Gamusa アッサムの名産シルクGomasa(Gomacha)で作ったショールを茶園オーナーが空港で直々にお出迎え。カラフルでとても気に入って滞在期間中ずっと着けていました。

空港からの移動中も見渡す限り車中の両面に広がる茶畑

ディブルガル空港から移動中の車中からも両手には紅茶農園が広がっていました。

アッサムのジャットバリ茶園(Jutlibari Tea Estate)

jutlibari茶園の看板

今回訪問したのはジャットバリ農園。ジャットバリ農園はアッサムのディブルガル空港から車で約1時間半ほど走った場所に位置する、700ヘクタール(東京ドーム15個分)ある、アッサムでも大きな規模の紅茶農園です。

ジャットバリ茶園(Jutlibari Tea Estate)の規模

約700ヘクタール(東京ドーム約150個)分の茶園の広さを有するジャットバリ茶園では約900人のワーカーさんが働いている。

ワーカーさんの住宅、病院、食事は全て茶園は無償で提供

茶園の中にある病院 茶園に入り口に病院と、近くに学校があり、聞いてみるとワーカーさんは全て無償だという。ここは働く環境がしっかりと整っていることがわかった。

まずはオーナーが農園に仕事で来るときに使うバンガロー

バンガローは1900年初頭に英国領土時代に作られた内装もそのまま残しており、おしゃれな作り。バンガロー自体は高床式になっており、聞くと、象がいるので像がきて建物を壊してしまわないように高くしているとのこと。

ストレートのアッサムティー

ストレートティー まずはバンガローでウェルカムティーをいただく。ストレートでも香り高くとても美味しい。色も良く現地で飲むアッサムティーはまた格別だった。

茶摘みへ同行

茶摘みに出かけた時間は11時ごろ。この時間でも約40度ほどありとても暑い。アッサムはデリーなどに比べると湿度も高いのでなかなかの大変なお仕事であると実感した。

収穫のコツは大きい葉っぱ2つと小さい葉っぱ1つの理想

収穫したばかりの茶葉 茶摘みを指導いただき、私も体験。一つ一つ手作業で摘んでいく。ワーカーさんはほぼ女性。茶摘みをする際に、茶の木の枝の一番先端の芯芽とそのすぐ下の二枚半、『一芯二葉』と言われている部分だけを機械を使わずに丁寧に手摘みしていきます。

オーナーも収穫体験

現地のワーカーさんに教えてもらいながら、オーナーも収穫に参加。瞬時に見極めて収穫する現地のワーカーさんのスピードとスキルの高さを再認識した。

ワーカーさんは収穫時期は25kg/日の茶葉を収穫

基本女性のワーカーさんが多かった。一日8時間労働とのことで、暑い季節は大変な作業だなと思ったが、その分茶園からの手厚い生活のサポートを得られていることに安心もした。1日、通常10〜20Kg、繁忙期では30〜40Kgにも及ぶと言います。このジャットバリ農園の今の収穫量は1日25kgだという。生葉(なまは)の収穫量に対し、約4分の1が仕上げ茶となる。

ワーカーさんと収穫した茶葉の軽量はアイスキャナーでIoT化

アイスキャナー 収穫した茶葉はアイスキャナー(インフォシス製)でワーカーさんを瞬時に個別認識すると同時に、収穫した葉っぱの計量はbluetoothで繋がった装置で自動でシステムに登録されていく仕組み。さすがインド、ITをしっかり活用。

アッサム種の茶葉は大きく中国種の茶葉は小さい

茶葉のサイズにも色々あり、アッサム種は大きく写真の通りです。それに比べ中国種の茶葉のサイズは小ぶりと言われています。

収穫した茶葉はトラックに乗せされて同じ敷地内にある加工工場へ運ばれていきます

第一の工程は萎凋(いちょう)茶葉をしおらせる

萎凋withering もともと生茶の水分の含有量は約77%ほどと言われれており、この水分量からこの工程を経ることで茶葉に含まれている水分を30-40%ほどの水分を飛ばします。この工程を経ることによって茶葉からの香りを出すことができるだけなく、生茶の中に含まれている水分を飛ばし次の揉捻(じゅうねん)工程に備えることができます。。オーナーも生茶と一緒に写真をパシャリ。

次は揉捻(じゅうねん)工程

rolling揉捻 葉を揉む工程。圧力をかけて揉むことで茶の形状を整えていくとともに、茶葉の組織や細胞を破壊し、酸化酵素を含んだ茶汁を出し、空気に触れさせます。これにより酸化発酵が本格的に始まります。

発酵工程

※写真準備中

玉解き・篩い分け(たまどき・ふるいわけ)Roll breaking・Green sifting

朝はロードバイクの自転車で農園をサイクリング

泊まった宿泊先には自転車のレンタルもあり、朝のサイクリングが楽しめた。6月上旬のアッサムの気温は日中でも40度近くになったため、早朝でも30度を超えていたら見渡す限りの緑いっぱいの紅茶農園のサイクリングは格別の体験だった。現地のパートナーには野生の像も生息しているとのこと。人を襲うことはないという。
2024/06/26
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