【徹底解説】シナモンの歴史から効能まで【甘美なスパイス♡】

シナモンの魅力を徹底説明！

濃厚な甘さに刺激が加わり、エキゾチックな香りがするスパイスといえばシナモンですよね！世界最古の歴史を持つスパイスで、別名「スパイスの王様」とも言われています。

シナモンはクローブやカルダモンと共にチャイに欠かせない大切なスパイスです。そんなシナモ ン、香りが良いだけでなく美容や健康にも嬉しい効能があるんです！

今日はシナモンについて徹底的に解説いたします！ クラシックシナモンチャイの販売ページはこちら。

シナモンとは？

シナモンは南インドやスリランカに生えているセイロンシナモンやカシアというクスノキ科の熱帯性常緑樹の樹皮を乾燥させて作ります。樹皮というとあまり馴染みがありませんが、シナモンス ティックをみたことがある人なら想像しやすいかもしれませんね。

ちなみに、日本にも楠（くすのき）という木があり、シナモンと同じクスノキ科の植物ですが、こちらはツンとした鼻にくる香りで、スパイスとして使用することはできません。樟脳（しょうのう）と呼ばれる防虫剤を作るのに使われたり、木材として仏像やお寺を立てるために使われています。

歴史に残されたシナモンの記録

古代からシナモンの木には虫が寄り付かず、防虫効果があることで知られていました。そこから派生し、古代エジプトでは、シナモンの樹皮には防腐作用があると考えられていたそうです。そのため、ミイラ作りにもシナモンが使われていた記録が残されています。

また、シナモンの甘美な香りも古くから多くの人々を魅了しました。古代エジプトやローマでは、神 聖なものとして、また時に深い愛情を表すために用いられたと言われています。 暴君ネロとして知られるローマ皇帝は最愛の妻が亡くなった時、ローマ中のシナモンをかき集めて燃やし続けたと言われています。

シナモンの効果 効能

シナモンはスパイスとしてそのままの香りを楽しむのはもちろん、料理に入れて素材の甘さを引き立てる効果があります。カレーやラム肉の煮込みに入れると香りが増し、奥深い味わいとなります。 豚の角煮や鶏肉のソテーなどにもおすすめです！

漢方薬としてのシナモン

また、シナモンは中国や日本では古くから薬用目的で用いられていたことで知られています。

漢方の世界でシナモンは、桂皮（ケイヒ）という生薬として体を温めたり血行を改善したりするために使われていました。日本では飛鳥時代に遣唐使が中国から持ち帰り、奈良時代には桂心（け いしん）という名の生薬として、貴族の間で使われていたと記録に残されています。

シナモンには弱った胃腸の動きを活発にする健胃作用や、発汗作用が期待できます。食べ過ぎた翌日の消化不良や胸のむかつきを解消してくれたり、むくみの改善が期待できるので、美容にも良いスパイスなんですね♡

シナモンは温活にもGOOD！

シナモンは約40度前後に温めることでより豊かで芳醇な香りを感じることができるので、温かい 飲み物と相性抜群です。ホットドリンクのマドラーとしてシナモンスティックを使うことがあるのもそのためですね。

シナモンは血液の循環をよくする効果があるとも言われていますので、摂取する事で体がポカポカし、冷え症改善も期待できます。

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免疫力を高めるためにと最近ますます注目されている『温活』。ホットドリンクとシナモンの合わせ 技は温活に最適です。ホットワインにシナモンを入れたり、チャイで身体の芯からゆっくり温める のがおすすめです！

シナモンはダイエットにも効果あり？

身体を温めると代謝が上がります。代謝が上がると、脂肪の燃焼がしやすくなり痩せやすくなるだけでなく、食べても脂肪がつきにくくなるという一石二鳥の効果が得られるのです。 スパイスの香りにはリラックス効果もあるので、運動後にほっと１杯スパイスたっぷりのチャイを飲むのも良いかもしれません。

シナモンとカシアの違いとは

まず、上の写真の右側がカシア、左がシナモンです。最初にちらっとお話したとおり、カシアはシナモンの一種です。

カシアはシナモンの原材料となる木の名前で、ベトナムや中国南部などで採れるカシアの木から作られます。カシアは濃厚で深い甘めの香りが特徴。香りが飛びにくいので、カレーや煮込み料理に向いています。

時間が経っても香りが飛びにくいので、アメリカや日本のスーパーなどで売られているシナモンパ ウダーはカシアを使用していることが多いです。

一方、スリランカで採れるシナモンから作られるのがセイロンシナモンです。セイロンとはスリランカの名称でセイロンティーなどの紅茶でも有名ですね。こちらは繊細で上品な香りなので、お菓子作りに向いているシナモンです。チャイには香りがしっかりでるカシアもお勧め。繊細で上品な香りのセイロンシナモンもチャイに良く合います。

シナモンは妊娠中でも大丈夫？

シナモンには血流を良くしたり、内臓を刺激する効能がある事から、妊娠中の摂取をためらう声も耳にします。スパイスとして適量使用する分には全く問題ないと言えますが、心配な場合はカシアではなくセイロンシナモンを選ぶと安心です。

カフェインを控える為にコーヒーの代替飲料を探している方には、 ルイボスティーベースのチャイがおすすめです。ルイボスティーはノンカフェインなので安心ですし、チャイに入っているスパイスの刺激が心地よくリラックス出来ますよ。

根っからのコーヒー党で「ストレートティーだとなんだか物足りない… 」というかたは是非お試しください！

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電子レンジでも手軽に作れるティーバッグタイプ。家事やお仕事の合間、オフィスなどでも手軽に作れます。

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