免疫力UP！日常的に美味しくできる緑茶チャイの簡単レシピ

知ってそうで知らない緑茶チャイの魅力とすごい健康効果

日本でも馴染み深い飲み物、緑茶。緑茶とはチャノキ(カメリアシネンシス)の葉から摘み取った茶葉を加熱処理し、発酵を妨げたもので、健康にもよい栄養分が豊富に多く含まれています。モロッコなど北アフリカで飲まれるチャイはこの緑茶がベースででよく作られています。モロッコではミントティーなども有名ですね。緑茶は中国や日本などアジアだけの飲み物ではなく、世界で広く飲まれるお茶の種類なんです。そんな緑茶の健康効果などの魅力を伝え、さらにチャイ専門店がおすすめする緑茶でつくる緑茶チャイのレシピも後半にご紹介します。

緑茶カテキンの抗酸化作用は想像以上

緑茶にはカテキンやテアニンといった健康成分が多くふくまれています。カテキンは緑茶の渋み成分であり、ポリフェノールの一種。多くの抗酸化作用があるといわれ老化やがん、免疫力低下などを防いでくれるという研究結果もあります。実際にカテキンの摂取が糖尿病の改善や認知症の予防、脳梗塞リスクの低下などを防ぐ効果があるのではないかという一部発表もあります。（ここは現段階で研究途中であり正式な見解ではございません。）※画像出典お茶百科

緑茶と紅茶は同じ茶の木。違いは発酵の度合いだけ

緑茶と紅茶は同じ茶の木という常緑樹からできています。その違いは発酵度合い。上記の写真のように、発酵の有無とその発酵時間によってお茶の種類が変わります。知っているようでしらない方も多いのではないでしょうか。（画像はTBSテレビより）

さらに緑茶と抹茶も違いは揉む工程の有無

抹茶の原料は碾茶(てんちゃ)と呼ばれるお茶。碾茶も茶葉を摘んですぐに高温で蒸して酸化を止めます。碾茶の特徴は、加工の際に揉む工程がないこと。煎茶だと、粗揉（そじゅう）・揉捻（じゅうねん）・中揉（ちゅうじゅう）・精揉（せいじゅう）と段階を踏んだ揉み工程がありますが、碾茶は揉む工程がありません。茶葉の形を残したまま乾燥させ、そのあとに石臼などで挽いて粉末状にしたものを抹茶と言います。

緑茶とスパイスを煮出す緑茶チャイは成分が濃厚

インド北部の山脈地帯にあるカシミール地方では緑茶とスパイスを一緒に煮出して飲みます。使われるスパイスは、カルダモンやシナモン、スターアニスなど。呼び名はカシミールチャイといいます。そして、このカシミールチャイを煮出す途中で、重曹をいれることで色がピンク色になることからPink ChaiやPink Teaともいわれることも。中東などでも飲まれる飲み物です。

レシピ紹介

おうちで簡単！毎日続けられる簡単レシピをご紹介します。

緑茶チャイの簡単レシピ。アレンジも楽しい。

材料はどこでも手に入るものとなっています。緑茶チャイはカシミールチャイやピンクチャイと呼ばれ、インドでは家庭の飲み物として日常的に作られています。ご家族の体調や好みに合わせ、アレンジも簡単。ご家庭の味を模索するのも楽しいと思います。

材料

２杯（２カップ）分の緑茶チャイ。まず用意するのは、緑茶6g、水200ml、ミルク300ml、シナモンスティック１本、カルダモンホール５ー６粒、黒胡椒２−３粒。お好みでクローブや生姜などを適量で。

作り方

まず、手鍋で水を沸騰させます。沸騰したお湯に潰した上記のスパイスを入れ約１分ほど煮出して香りをだします。次に緑茶をいれ、中火で約２分ほど抽出させます。その後ミルクを加え、さらに１分半ほど煮たたせて火をとめて完成です。お好みで砂糖を加えて、お楽しみください。

モクシャチャイから新発売。本格的なスパイスのブレンドが特徴の緑茶チャイ

モクシャチャイが先日発売したカシミールピンクチャイは、アッサムの良質は緑茶に、香り豊かなシナモンとカルダモンをたっぷりとブレンド。ストレートでも香り高く美味しく頂けます。砕いたアーモンドやピスタチオなどのトッピングおおすすめ。ミルクで煮出してグリーンティーラテも美味。ぜひお試しを！